THE
ONCENTH
TRIO


Member
岩見継吾 Keigo Iwami -Bass-
栗田妙子 Taeko Kurita -Piano-
池澤龍作 Ryusaku Ikezawa -Drums-

2014年4月27日発売
OncenthTrio 3rdアルバム
「Philosophy Of The Secrets ♨」
の中からMihashi
-コメント-
植村花菜(singersongwriter)
「なんという、やりたい放題バンドなんや!!!」最初に聴いた時の、率直な感想。Oncenth Trioという響きからして、ほのぼの、のほほん♪としているのかと思いきや、次から次へと巻き起こるハチャメチャな演奏に、ゆっくり温泉気分では聴いていられません!三人三様、違う形で演奏しているのに、なぜかその三つの形が一つになると、今まで聴いたことのない不思議な世界へ連れて行ってくれる。それぞれ感じているものが違うようにみえて、なぜかまとまって聴こえるおもしろさ&かっこよさ。それがつまり、Oncenth Trioにしか出せない音なんやなぁ。
猫沢エミ(ミュージシャン、エッセイスト)
エリック・サティが『あたかもそこに前からあったかのような音楽。家具のように。』ってBGMという概念が誕生したわけなんだけど、オンセントリオは、それをフリージャズでやってるんだよね。日常と一番かけはなれたものと思われ易いジャンルを。オントリ聴きながら料理作る女性とかってカッコいいね。例えるなら台所レベルのメロディアスなフリージャズ。日常の優しい音楽。
北里彰久(Alfred Beach Sandal)
「オンセントリオの新しいのできたんだ」と告げられて、まずはみんなで車の中で聴いたのさ。ワッハッハ。笑いながらね!それはとてもとてもグッドメモリーだね。大切なのはBODY感だってあらためて教えてもらったよ。ナイスバディ。あとやっぱり、どことなくユーモラスなのがいいなあ。
坂本弘道(cello,musicalsaw,electronics)
音楽のアンサンブルをやる上で、メンバーの人数は、重要なファクターだ。トリオは音楽的ダイナミズムが動き出す最小単位ではないだろうか。それ以下、例えばソロなどは、音楽以前にソロというジャンルだと思っている。さてこのアルバム、爽快なリズムが心地良い、メンバーの幅広い音楽遍歴のスパイスも効いている、何より才気あふれる3人の緊迫感が音楽を明快に聴かせてくれる。トリオの面白さを存分に楽しめる1枚。
遠藤里美(片想い,biobiopatata)
バンドは難しい、と岩見さんは常々言っている。それが具体的にどのバンドのことなのか、演奏のことなのか人間関係なのか、良い意味なのかそうでないのか。本当のところは分からないにしろ、このアルバム、バンドメンバーの力が絶妙に拮抗している。3人の主張が遠慮することなく、濁流の勢いでぶつかっている。誰も裏方にならずに。トリオの美しさというのはそこだと思うし、何しろこれほど人柄の出やすい、素晴らしいメンバーだ。演奏や演奏が素晴らしいのは当たり前として、日頃のメンバー間での会話まで聞こえてきそうなアルバム!音に人柄が出過ぎてて、ちょっとひねくれた友達ができたような印象さえあるなあ…。
ケイタイモ(WUJA BIN BIN etc.)
Oncenth Trio の音なんだけど俺の中では立体図的なイメージがあってそれは俺がその立体図を描くと伝えやすいんだけどメールで送らんといかんので断念するとしてとにかくドラムとベースとピアノが時に優しく時に凶暴に時に偶然に歌ってるような感じなんだけど今度会ったときにその立体図を描いて差し上げようと思っております。 ケイタイモ(WUJA BIN BIN etc.)